faxを利用した情報展開・共有方法について紹介します。
faxを利用して情報を展開・共有する方法には「faxdm」「fax同報」などがあります。
また、作成したfaxを多数の人々に配信するために「fax一斉送信サービス」を利用します。
faxを利用することのメリットとして、送信側にとっては、印刷代や紙代を使用しないため、
配信料が安く済むこと、費用対効果が優れていることが挙げられます。
また、受信側にとっては、機械を通じて直接送られるため、送信元を確認したり、
開封したりする作業を必要しないことが挙げられます。
faxを利用して情報を展開・共有するポイントは「伝えたいことが目に入りやすいか」「送付時間」「クレーム対策」の3つです。
faxは受信したその時点で、メッセージが直接目に飛び込み、
「興味をひく」「今は余裕がない」「迷惑だ」などの様々な何らかの反応を獲得することができます。
手紙やメールですと、未開封のままであったり、読むのを後回しにされたりしますが、
faxだと必ず受信者は記事を読むことになります。
そこで、重要になってくるのが「伝えたいことが目に入りやすいか」です。
最初の「見出し」は受信者が最初に目にする部分です。
原稿を書く際は、受信者が送付された記事を手にした際、
3秒以内に「続きを読もう」と思えるような「見出し」にしましょう。
受信者は3秒以内に続きを読むか・読まないかの判断を下しています。
また、見出し以降は「読むのが面倒だ」と思われないような文字ばかりの原稿は避け、
イラストを活用したテンポ良く読むことができるような記事を書くようにしましょう。
faxを送付する時間帯も重要です。faxを「いつ」「どの」時間帯に送付するかを
よく吟味してから送付をするようにしましょう。
受信者が忙しいお盆や年末・決算の時期の送付は避けるようにしましょう。
また、受信者が勤務中・接待中の時間帯は避け、
夕方5時~6時の気持ちの緩んだ時間帯にfaxを送付するようにしましょう。
faxを送付する際に注意するべきことは、受信者の紙やトナーを使用しているということを念頭に置くことです。
実際、迷惑に思っている人が多く、クレームも多発しています。
そのため、クレーム対策として、faxを闇雲に送付することはせず、
送付する原稿が「有益な情報だ」と感じる人にのみfaxを送付するようにしましょう。
また、クレームを受けた際は、丁重に謝り、後日、軽いお詫びの品を送るようにしましょう。