宣伝する相手を考えてみましょう。出版業界の場合・・・。

雑誌や出版業界が扱うのは本です。

戦後の多くの時期、出版点数は雑誌・新刊本共に右肩上がりを続けてきましたが、ここ数年は雑誌の廃刊が相次いだり、新しい雑誌の創刊が少なくなっていることから減少傾向を示していて、現在では年間4000件前後を推移しています。

それに対して新刊本はとどまることなく出版され続けており、年間約7万8000件以上に達しています。

雑誌や新刊本を扱う出版の中では、商品やサービスの購入者を増やすために全国各地の書店などに郵送ダイレクトメール等を送ることで、新し顧客の獲得に務めることが多くなっています。

この郵送ダイレクトメールのメリットとしては、見た目が綺麗である、関心のある方が開封さえすれば、充実した情報を知らせることができる点にあります。

しかし、郵送ダイレクトメールが廃棄される可能性が高いことから、費用に対して効果が低い事が指摘できます。

また、全国にある1万4000件の書店に毎月送付し続けるのはコストが高くなります。

そんな業者にメリットとなるのがfaxdmにより、情報をfax同報して、fax一斉送信する方法です。このFAXDMはのメリットは全国の書店や法人担当者にFAXに直接送信できる、中身を確認されやすい、返信スペースを利用すればすぐに受注注文ができる、コストが低い事にあります。

例えば、経理関係の新刊本の公知をするばあいなら、全国の書店への通常の告知に加えて、全国の法人の経理担当者への告知が考えられます。

1)新刊本の内容にあわせて全国の食品、機械、製造、建築など業種と事業規模を条件に絞り込む、
2)対象となる法人に月1回の送信を行う、
3)1度送信した法人に対しては、翌月は送信しない、
4)エリアや従業員数を絞って告知をする、
5)細かく条件を変えながら告知する、
などで効果を確認しながら行うことがポイントとなります。

このFAXによる営業は1枚4円のコストであることや、条件を絞っての一斉送信ができるため、テンプレートの原稿をもとに複数のFAXDMも作成できるのです。